ワーキングメモリとは、何らかの作業を行う際に「必要な情報を一時的に記憶・処理する機能」のことで『作業記憶・作動記憶』とも呼ばれています。
例えば私たちは暗算をするとき、頭の中で数字を思い浮かべながら、足したり引いたりといった計算をしています。また、会話をするときも、相手が言ったことを頭で一時的に記憶しつつ、それにどう反応するかを考えます。
脳科学の研究では、記憶を保持する力には言語を手がかりに保持する力(音韻ループ)と視覚を手がかりに保持する力(視空間スケッチパッド)があることがわかっています。
両方の力を使うことでワーキングメモリは支えやすくなります!